でも、ランニングをするなら気分を上げるためにも、やはり晴天の時や季節の良い時期で、屋外の景色を見たり、風にあたりながら走ると、最高に気持ちいいです。
しかし、天気のいい日に外で走ると、どうしても気になるのが「紫外線」。避けることができない天敵です。

でも、紫外線なんてどうやって、予防するの??
どうしても、家事や育児の合間、子供が学校に行っている時間に走りたいと思うと紫外線が気になりますよね。
日焼け止めを塗って走る方もおられますが、汗をかいてしまうと流れてしまい、なかなか効果的な紫外線対策って難しいですよね!?
最近では、ランニングに使用できる紫外線対策グッズが色々出てきていますので、本記事でおすすめグッズの紹介をしていきますので、参考にしていただき、少しでも快適なランニングLifeを楽しんで下さい。
紫外線とは
大きく2種類の光線で、UVAとUVBがあります。
UVAは、紫外線の主たる光線で、エネルギーとしては弱いですが、照射量が多く、浸透力が高いため、肌の真皮まで影響があります。
UVBは、紫外線のごく一部であり、肌の表皮に影響を及ぼし日焼けや、しみ・そばかすの原因になります。
さらに、紫外線が最も強い時間帯としては、午前10時から午後2時になります。UVAの照射量は、時間に関係なく支障をきたします。
また、紫外線は夏(5月~9月)に強く、冬でも夏の半分程度と弱くなりますが降り注ぎます。
天候では晴天時を100%とすると、曇り時で60%、雨の時でも20%あると言われます。
このことから、時間帯や時期、天候に関係なく紫外線を避けることは出来ません。
紫外線がもたらす影響
紫外線は悪影響ばかりでなく、浴びることでメリットもあります。
- 皮膚でビタミンDが産生され、カルシウムの吸収を促進し、歯や骨の成長に繋がる。
- 病原菌や、洗濯物・布団の殺菌に効果があります。
しかし、浴び過ぎることで以下のようなデメリットもあります。
- 肌の表皮にあるコラーゲンや、ヒアルロン酸などを作り出す細胞を損傷させる。
- しわやたるみの原因となる。
- 目への影響から、眼病の原因となる。
以上のように紫外線による影響は発生します。これより、紫外線対策グッズについて見ていきましょう。
紫外線対策グッズ
キャップ
キャップ選びには涼しさと軽さ、フィット感が重要になってきます。
クールダウン効果もあるキャップは、通気性の良いメッシュ加工で、撥水機能がついているものを選びましょう。
また、購入前には必ずフィッティングを行い、その場で軽く走ってみましょう。
フィット感が悪いと、長距離ランの時にはズレてきて邪魔になったり、走ってる途中で飛んで行くなど、支障になる可能性がありますので、ご注意してください。
サングラス
サングラスをかけてランニングするのは、理由があります
一つ目は、みなさんの想像通り「カッコいい」からです。
二つ目が重要で、紫外線や日差しを防止することで、眼病予防や快適な走行ができ、疲れを軽減します。
また、集中力を高める効果や、走行時の小さな虫や飛び石などから、目を守ってくれる役割をしてくれます。
選ぶのであれば、UVカット99.9%以上のものにしましょう。
バフ、フェイスマスク
鼻から首元までをカバーすることができるので、花粉症対策や紫外線予防、冬場には乾燥予防にもなります。
また、これを着けてランニングをすると低酸素状態で走るため、肺活量アップにも取り組むことができます。
バフは色んな色が楽しめ、フェイスマスクは耳かけタイプ等、さまざまな形状があります。
直接、肌に触れるものであるため、素材や通気性はしっかり、確認して選ぶことをオススメします。
アームカバー
アームカバーは、日差しのあるときのみ取付け、ランニング後は取り外すことができるため、都度の体温調整には効果的なアイテムです。
腕は走るために上半身の重心移動に重要な役割をしており、着圧することで血行を良くし、疲労軽減やパフォーマンスの向上に繋がります。
素材は冷感タイプ、吸水速乾等ありますので、着圧状態と合わせて選ぶようにしてください。
日焼け止め
紫外線の種類、生活シーンに合わせて、記載している①SPF②PAを参考に選びましょう。
また、ランニング等のスポーツでは、汗をかいて日焼け止めが落ちやすいため、2~3時間ごとに、塗りなおすことが勧められます。
①SPF:シミなどの原因になる[UVB:レジャー紫外線]を防ぐ効果(50+が最高値)
②PA:しわやたるみを引き起こす[UVA:生活紫外線]を防ぐ効果(++++が最高値)

ランニングタイツ
ランニングタイツは履くことで、紫外線から肌を守ってくれるとともに、ランニングで負荷のかかる足をサポートしてくれるので、疲労軽減にもつながります。
メーカーによって性能は異なりますが、ある下着メーカーのタイツであれば、テーピングでおさえてるのと同じ効果が得られるため、股関節から膝やふくらはぎまでの筋肉と関節をサポートしてくれる高価なものから、サポート機能はありませんが紫外線機能のある価格帯の安いタイツまでと、種類が豊富ですので自信に合ったものを選びましょう。
選ぶときに重要な着圧強さやフィット感は、出来れば試着して決めることをおすすめします。
また、タイツだけ直履きするとボディラインがくっきり出るため、ラインが気になる方はタイツの上からはランニングパンツなどを履くことをおすすめします。
まとめ
紫外線は、想像される以上に目や皮膚への影響があります。

紫外線グッズを上手く使って、ランニングを楽しみましょう
ランニングをするときは、紫外線の照射量が少ない時間帯を選んだり、対策グッズを活用して走りましょう。
せっかくのランニング、紫外線で他の病気を引き起こさないように、注意して楽しみましょう。
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