大阪城公園から、中之島って少し遠いイメージしてませんか??
しかし意外と遠くありませんので、是非ランニングがてら行ってみてください。
大阪城公園の噴水から以下のルートで向かえば、片道2.5km(15分)ほどで、道中は大阪城公園内を進み、途中からの道路沿いでは広い歩道があるので走るのも問題ありません。
しかし、オフィス街で通勤時間は人通りが多いので、歩行者や自転車に気を付けて走ってください。
(夜であっても、人通りが多く街灯もあるため女性の方でも安心です)
アクセスルート
・アクセスルート【往復5km】
・途中、カフェなどの休憩場所もあります。
・トイレは中之島の公衆トイレ及び、京阪CITY MALL内にあります。
・疲れた時は、地下鉄と京阪電車で移動も可。
ランニングルート途中の見どころポイント
中央公会堂
浜田藩蔵屋敷跡の再生を模索していた中之島の土地に、公会堂を建設することとなった。
設計は、岡田信一郎氏の案をもとに、辰野金吾・片岡安が実施設計を行い、1913年(大正2年)に着工し、1918年(大正7年)に完成した。
建物は地上3階・地下1階建てで、19世紀前半ヨーロッパで始まった建築様式、オーストリアのウィーン国立歌劇場同様の「ネオ・ルネッサンス様式」を基調とし、壮大さを持ったアーチ状の屋根が特徴です。
日本有数の公会堂であり、近代建築史上重要なものとして2002年(平成14年)、国の重要文化財に指定されました。
現在では、交響楽団を中心とした音楽祭を行ったり、2020年の東京オリンピックの聖火リレー、ゴール地点会場にも選ばれております。
冬には無料で、イルミネーション点灯をしてますので、是非みにいってください。
日本銀行大阪支店
御堂筋側に、緑が美しいドーム型の屋根を持つ、石造りの2階建て洋風建築が旧館です。
旧館は明治36年(1903年)、辰野金吾により設計されました。辰野氏は、他にも重要文化財に指定されている日本銀行本店や、赤レンガが特徴の東京駅などを設計したことでも知られています。
日本銀行大阪支店は、ベルギー国立銀行をモデルにされた建築物です。
また、土地としても昔の交通網であった堂島川と土佐堀川に挟まれた好条件な場所に建っており、江戸時代には島原藩や水戸藩の蔵屋敷があり、明治初期には郵便役所(大阪初の郵便局)を構えていました。
現在では、旧貴賓室・大階段などを復元・保存しているほか、予約をすれば見学もすることが出来ます。
記念碑ポスト
1871年(明治4年)に郵便制度が開始されて100年の記念として、1971年に記念ポストとして設置されました。
また、ポストの後ろには『駅逓司大阪郵便役所跡』の石碑があることから、現在の日銀がある前は大阪郵便役所があった模様です。
しかも、このポストは未だ現役で皆さんの郵便物を収集していることにも驚きました。
大阪城から日本銀行までに架かる橋
中之島の北側が堂島川、南側が土佐堀川であり、大阪城から天満橋を経由して日本銀行までの間に8本の橋があります。
橋ごとに建設時期、建築士が違うためアーチ構造や桁橋と形が違うので、構造の違いを楽しめます。
②天神橋ー天神橋筋で堂島、土佐堀川を横断
③難波橋ー堺筋で堂島、土佐堀川を横断
④鉾流橋(ほこながしばし)ー堂島川を横断
⑤栴檀木橋(せんだんのきばし)ー土佐堀川を横断
⑥水晶橋ー堂島川を横断
⑦大江橋ー御堂筋で堂島川を横断
⑧淀屋橋ー御堂筋で土佐堀川を横断
街中にある緑地帯
中之島の東側はバラ園や緑地帯があり、週末になると緑地帯ではテントや敷物を持ってきて、家族団欒を楽しんでおり、バラ園では季節である5月以外でも、ベンチなどがあり多くの人が訪れています。
歩道と緑地帯が別れているため、ランナーに対しても走りやすい環境となっております。
まとめ
中之島は東西約3kmの島で、川に挟まれていることから昔は、米や物産を売るため川を使い、貨幣に交換、買い手は蔵屋敷に貯蔵していた昔のところの銀行的な役割をしていたことから、郵便役所→日本銀行へとなっています。
いろんな地域をランニングするにも、こう言った歴史を知って走ると見方が変わって、もう一歩踏み込んだ楽しみを味わえます。
また、こういったルートを走るのも、気分が変って楽しく走るコツになりますので、試してみてください。
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